オーバーフロー
FCRがオーバーフローしました。
ガソリンが溢れて止まりません。
油面調整方法
油面は横置き(または逆さま)にして計測します。
フロートバルブにはスプリングが入っていますが
油面調整時はスプリングが押し込まれない位の
軽い圧(スプリングが伸びた状態)で測ります。
油面調整はフロートについているリップと呼ばれる金具を
ペンチ等で曲げて9mm(許容:±2mm)になるように調整します。
フロートチャンバーから飛び出したフロートの高さは空間の高さですので
空間が高ければ高いほどガソリンは低くなります。
フロートバルブスプリング
ガソリンが入った時にフロートが浮きますが、大量に入った際には当然浮く力も強く働きます。
強すぎる浮きは調整リップを曲げてしまいますので
フロートバルブに入っているスプリングはその力の「逃がし」として働きます。
通常は伸びたままです。
依然オーバーフロー
今回はやや浅めの10mmにします。
ダメです。ガソリンが止まりません。
ここで考えたのが
・フロートバルブ内のスプリング不良
・フロートバルブの段つき
・バルブシート欠損
・バルブシートOリング劣化
ネットで部品発注しようかと考えましたが
送料・振込料がもったいない。
そしてなにより配送が待てない。
近所のカスタムショップへ電話。
「うちでも部品置いてない。
多分そのフロートバルブは正常」
との事。発注やめました。
更に調整
もう一度、油面見直し。
もう少し浅め、12mm。
ガソリン止まりました。
先程の組み付け方が悪かったのでしょうか。
もう少しこのまま様子を見ます。
後で気づいたんですが、
オシャレのつもりで着けた
ガラスガソリンフィルターは
油面の実測に使えるんじゃないのかな?
日を改めて測定してみます。
後記
(2013/3/10)
結局オーバーフローは止まりません。
一時的にはガソリンが止まっても
2~3km走行すると漏れ出してきます。
・フロートバルブ
・バルブシート
・バルブシートOリング
・リップシール
発注しました。
オーバーホールへ続く↓
さらに後記
(2017/8/17)
OH②でも書いていますが原因はフロートピンでした。
4年程経ちますがあれからオーバーフローはありません。
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