アンギュラベアリング化① ベアリング

発覚

20年以上も経つとステム周りがだんだん傷んできます。先日、赤男爵でオイル交換した際に
「センターでクリック感がありますね。今すぐ交換が必要な訳じゃないですけど。」
と言われて気づきました。乗ってる時は全く気にならなかったんですがセンスタ立ててハンドルを切ると直進でプルンとします。

選定

一度気にしだすと気になって仕方がありません。ベアリングを交換することにしました。
単に交換してもいいんですがせっかくなのでステムベアリングを調べてみました。

ボールベアリング初期版(1978-1987)
アッパー上[122-23411-00]
アッパー玉[93503-16010]×22個
アッパー下[122-23412-00]
ロワー上[156-23412-00]
ロワー玉[93501-04011]x19個
ロワー下[156-23411-00]
計6000円強
ボールベアリング後期版(1988-1998)
アッパー上[22F-23411-01]
アッパー玉[93503-16010]×22個
アッパー下[22F-23412-01]
ロワー上[156-23412-00]
ロワー玉[93501-04011]x19個
ロワー下[156-23411-00]
計6000円強
アンギュラベアリング(1999-現行)
アッパー[93399-99949](KOYO SAC2543-3)
ロワー[93399-99942](KOYO SAC304812-2)
計4500円

調べてみて分かったんですがボールベアリングとアンギュラベアリングの2種類だと思ってたんですが、途中でアッパーのみレースが強化されていて全部で3パターンになります。また興味深いことにこれらのベアリングは全てのフレームに使えるそうです。やる人いないでしょうけどFI-SRにボールベアリングとか…

これら純正ベアリングの他に他社ベアリングという選択肢もあります。分かり易いところでは更なる剛性をあげるテーパーベアリングです。ボールによる点接地ではなくローラーによる線接地になるのでしっかりとしたステアリングになりますが逆に軽快さを失う為レースやツーリングが主の方用ですね。

価格的には先の純正ボールベアリングと似たようなものなので問題ないのですが、レースの打ち替えにやや難があります。取替時の圧入は問題ないのですがいざ取り外そうとすると非常に困難である為フレームに対し少々加工が必要(といっても少しヤスリで削るだけ)であったりするので今回は見送りました。

次に考えたのが他社アンギュラベアリングです。要は内径、外径、高さが合えばいいのです。が、探せども出てこないばかりか本来のKOYOカタログにもSR径ベアリングがありません。どうやら専用品であるようです。残念。

結局今回は純正アンギュラベアリング、シール、レースカバーを発注しました。
アンギュラベアリング化②へつづく…↓

アンギュラベアリング化② ステム塗装
アンギュラベアリング化② ステム塗装
前回からのつづき ベアリングの交換に伴い、ステムも交換する事にしました。特に意味は無いです。 強いて言えば古い、汚い、フォークブーツと止め穴が邪魔。なので塗装しよう。 ↓ ベアリング交換時に塗装する様な余裕は無い。 ...

おまけデータ(謎の文字列)

[93306-00518] 6005CS18
[93306-00519] 6005NCS18
[93306-20546] 83A522ASH2
[93306-30317] 63032RS
[93306-30630] 6306YA1SH2-9C4
[93306-30702] 6307SH2-9C4
[93315-11720] 17BTM2215
[93315-23208] 32BTM3811A
[93399-99942] SAC304812-2
[93399-99949] SAC2543-3
[93306-20310] 6203RS

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