錆だらけ
とにかく汚い。庫内で保管している訳でもないし、なんなら購入して5年位は青空駐車でしたので車体のいたるところが錆だらけ。
「ハンドル」「フロントフォーク」「マフラー」(スティール製)が錆易い3大ポイントと言って過言ではない。
特にマフラーは雨の当たり易さもあるが、高熱による雨の蒸発や路面の雨水が(凍結防止剤等)汚水となって掛かるので酸化速度が他所より早い。
例に漏れず私のSRもエキパイが錆々なので交換したいと以前から思っていた。
エキパイ選定
キャブ車純正エキパイ
結局、某クションで探すことになるのだが、キャブ車エキパイとなるとかなりの年数が経っており(一番新しい年式で12年前)出品物は錆ているか、比較的キレイなモノだと新品値段に近い高値がついているか。
安価にキレイにしたいという目的からは外れるので除外。
ステンレスエキパイ
手に入れ易さは一番。錆ないし今つけているステンレス製サイレンサーとも合いそう。ただステンレス特有の焼け易さ(黒茶色になる)があるので要検討。
高確率でエンジン側にフランジが無いのとサイレンサー側に車体固定ブッシュがないので購入時は別途用意。
SP忠男パワーボックス
ステンレスといえばSP忠男。興味はあるが如何せん高すぎ。論外。
チタンエキパイ
ほぼフルエキ。エキパイだけだと甲子園ぐらい?やっぱり高すぎ、除外。
FI純正エキパイ
探しているうちに思いついた。FIのエキパイでもセンサー穴さえ塞げばキャブ車でも使えるのでは?
O2センサーのネジ径は車だろうがバイクだろうがほぼ決まっているようで
M18 x P1.5
となっています。
ネジ径分かってんならホムセンのボルトでいいんじゃない?ってことで探しましたがM16までしかない。M18ボルトっぽいのもとしてはドレンボルト。P1.5(細目)仕様。パッキンがゴムなのか紙ガスなのかよく分からないので銅かアルミのワッシャー挟めばOKなはず。
まぁ塞ぐ前提じゃなくてもせっかくO2センサー着けれるなら着けてみようってことで空燃比計も買いました。
使えなかったら最終的にメクラボルトで塞ぐってことで。
エキパイ交換
最初にエンジン側から仮止めします。
18Nm(1.8m.kgf, 13ft.lbf)
液ガスがあると良いです。
今回はカー用品店で手に入るホルツ製を使いました。
ガスケット類は使いまわしせずに交換しましょう。
両面平なら裏表ないのですが、片平&片山になっているタイプは平な方をエンジン側、山の方をマフラー側にします。
次にフレーム固定用のボルトを通します。今回は古いダンパをそのまま使いまわしました。
23Nm(2.3m.kgf, 17ft.lbf)
ボルトはひとまず通しただけにしてエキパイナットを締め込みしてからダンパーの締め込み。
エキパイナットの規定トルク締め、ダンパーの規定トルク締め。焦らずに。
ハズす際に固着のような硬さを感じたので980度まで耐えるアンチシーズを使用。
サイレンサーの取付
20Nm(2.0m.kgf, 14ft.lbf)
空燃比計&O2センサー
なんとか取付までできた。
シェイクダウン後、再度トルクチェック。
FIエキパイをキャブ車に装着
ひとまず排気漏れ等もなさそうです。
まぁ予想はしていましたが、使えてしまいました。
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