バイクでインカムの代わりにLINEグループ通話を使う

インカム

バイク用インカムと言えばB+COMやSENAが真っ先に思い浮かびますが、如何せん価格が何ともというところで、ちょっと変わったインカムをご紹介。
まぁタイトルにもあるようにズバリ

LINE通話のインカム代用です。

高校生や大学生にはやや高価(2万~5万)な代物なんですよね。かと言って中華製を買っても互換性がなかったりするんです。

LINE通話を使うメリット/デメリット

メリットは多い為インカムの代用としては十分考慮できるハズです。

メリット

スマホが有れば互換を問わない
近年のSENAやB+COMはある程度互換があるように作られていますが、スマホのLINEアプリさえ使えばiPhoneだろうがAndroidだろうがつながります。

安価な機器でもよい
スマホのアプリを使用する為、スマホにさえつながっていれば高価なインカムでなくとも中華製インカムやAirPods、片耳電話Bluetooth、さらには有線インカムでも可能。
*但し、スマホに付属されているイヤホンマイク(マイクがヘルメットから出てしまう)のようなタイプは風切り音を拾ってしまう為、使用に耐えない。

距離が関係ない
Bluetoothでリンクされてる訳ではないので500mや1kmどころか東京~福岡でも、なんなら日本~海外でも通話が可能。特にマスツーリング集合場所に行くまでの間だけ使うといった用途でも有用。

バイク以外でも
「距離が関係ない」と重複する部分になりますが、マスツーリング参加していなくてもトランスポーター(車でバイク運搬ミーティング参加)や当日急用で不参加の方でもLINEグループさえ登録してあれば通話が可能です。

デメリット

いい事ばかりではなくデメリットもあります。

タイムラグがある
LINE通話を使い慣れてる人は分かると思いますが、インカムや電話等と違い若干ですが遅延が発生します。コンマ何秒のズレですが地の声が聞こえる距離で通話するとエコーの様に聞こえ、音がズレているのが分かります。逆に離れてしまえばそんなに違和感はありません。

スマホのデータ通信を消費する
ビデオ通話ではないのでギガ単位ではありませんが少なからず消費します。LINE通話(音声のみ)の場合、1時間で約20MBです。行き帰り5時間のツーリングだったとして約100MBの消費になります。

充電が必要
通常のBluetoothインカムであれば1日(だいたい10時間)くらいはバッテリーが耐えられるように設計されていますが、スマホもLINE用途に限定すればそれぐらい耐えられます。しかしスマホをLINE用途以外のカーナビや音楽を併用している場合はスマホの充電が必要になります。USB電源を取りながらの使用が好ましい。

安価なヘッドセット

安く済ませるならやはり中華製でしょうか。

中華製Bluetooth 1万以下

LEXIN ELECTRONICS DESIGN FOR BIKE

スマホとBluetoothでつながってしまえばLINEを経由してどんなインカムとでもつながります。

有線インカム 3000以下


*メルカリより

某クションやメ◯カリにでているもの。
注意:4極プラグにはCTIA方式とOMTP方式があり、中の配線が違います。
iPhone等、最近のスマホはほとんどCTIAなのでこちらのタイプを買うか、変換アダプターを買いましょう。

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