空燃比計
前回のFIエキパイ装着より
センサーボスを塞いでただの新しいエキパイとしてもいいんですが、せっかくなのでO2センサーと空燃比計を揃えることにしました。
しかし、一口に空燃比計といっても大別して2種類のO2センサーがあり、センサーによって計器も変わります。
ワイドバンド
ガソリン1:空気10を起点0Vとし、空気20(5V発電)まで空気が増えると電圧が上がります。
空気10~20まで割とリニアに変動。
付随するユニットで校正したりデータを抽出(ロガー)できます。
O2センサーが壊れ易い、またユニットも高性能であるが為、高価になる。
ナローバンド
ガソリン1:空気20を起点0Vとし、空気10(1V発電)まで空気が減ると電圧が上がります。
空気10~20まで計測はできるが実際の実用範囲としては14~15までの極狭範囲。
O2センサーとメーターのみの最小構成である場合が多く、校正やデータロガー等はない。
最小構成であるが故、安価。
「ボス穴塞ぎ」「安価」という観点から今回はナローバンドを選択しました。
中華空燃比計
いつものババババから取り寄せます。価格帯としてはメーター2000円+O2センサー1000円といったところでしょうか。
ほぼ全てが車用である為、防水性はなさそうです。こと防水性に関してはワイドバンド高価計器であっても4輪想定のようで一部のLEDパネルのタイプ以外は難しそうです。
O2センサー
実際に現物を当ててから気づいたのですが、ヤマハ純正SR400FI専用エキパイはセンサー穴が狭い。
センサーボス
M18 x P1.5
まぁ一般的なO2センサーならこのサイズになります。台湾シグナスとかはM12になるみたいですね。
ネジ径は合っていても肝心のセンサーが通りません。センサー穴のサイズは12.2mmです。つまりワイドバンドで使う場合、よくあるボッシュ製は15mmなのでセンサー穴を広げるかエクステ(延長アダプター)を着ける必要があります。
発注したO2センサー(メーターの付属なので選択できなかった。というか知らなかった)はナローバンドなのですがセンサー部は外径15mmです。
結局、Amazonで安い適当な4本線(この後ヒーターの存在、抵抗値を知るが別記事にて)を選んで買い直しました。商品写真では判断しにくかったのですが実測でセンサー外径が12.2mmです。
無加工でギリギリ入りました。純正O2センサーは10mm程度だと予想されます。
取付
ホムセン金具でステーを作り、なんだかんだで配線をつないで計測できるまでになりました。
ヘッドライトケースのインジケーターが見えなくなってしまったのでメーターをニュートラルランプ代わりに変色する様に設定した。本来は車でライトアップ時に変わる機能。
この後、電圧変動によるキャブセッティング沼にハマります。
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