カムチェーン調整
カムチェーンテンショナーを調整してカムチェーンの張りを調整します。
確実にタペット調整する為にもこの手順は必要になります。
カバーキャップ開け
まずは27mmレンチでカバー開け。この径ぐらいになると安いツールセットには入ってないので作業前にチェック。無ければモンキ。
テンショナーチェック
通常は真ん中の芯(テンショナーロッド)が沈みこんでいます。それを包む割れた六角(アジャストスクリュー)が水平になるように調整します。既に水平(面一)になっているのは調整後ほとんど乗っていないか、アジャストスクリューの締め込みすぎのどちらかです。
アジャストスクリュー締めすぎに対しての調整はできない(ロッドが出てくる訳ではない)ので水平に合わせたロッドとアジャスターを半周ないし1周緩めて様子を見る必要があります。
水平合わせ
ロッドも供回りしてしまう時はマイナスドライバーでロッドを固定しながらアジャスターだけを調整。横から見て水平になったのを確認したらロックナット締め。
タイミングチェーンテンショナーロックナット
38Nm(3.8m.kgf, 27ft.lbf)
38Nm(3.8m.kgf, 27ft.lbf)
カバーキャップ閉め
タイミングチェーンテンショナーキャップ
18Nm(1.8m.kgf, 13ft.lbf)
18Nm(1.8m.kgf, 13ft.lbf)
次はいよいよタペット調整→
コメント
2017式 Fiを2020年8月に購入しました。暖気後カチカチが耳につき。初めてのタペット調整に挑戦です。こちらの「誰でもできる・・・」を教科書にしてなんとか出来ました。本当にありがとうございました。