古い記事です。 パワービームは生産終了しました。 現在はパフォーマンスダンパーにモデルチェンジしております。 (→パフォーマンスダンパーとパワービームの違い) |
ヤマハワイズギアパワービームを古い年式のキャブ車SRに装着します。
SR400パワービームはFI専用?
発売されてされて3年も経つと装着車も見かける様になりました。ただ見かけるけど明らかに増えてる様には思えません。それもそのはず、このパワービームはFI専用だからです。
前置きが長くなりましたが「古い年式のSRにパワービームは着けられるのか?」ですが
結論、出来ます。
多少の加工が必要になるので見て見ましょう。
なぜFI専用?
私の94年式車両で説明しますと、バッテリーボックスを支えるステー(赤丸)がフレームに溶接されておりダンパーのブラケットが取り付けできません。逆を言えばココを切ってFIのようにしまえば400キャブだろうがSR500だろうが着いてしまう訳です。
フレーム加工
手っ取り早くグラインダーで削ぎ落とそうと考えましたが狭すぎて入りません。
切れはしましたが溶接痕でボコボコなのでヤスリでスムージングします。
どこまでやる、という答えがないので自分が納得できる範囲まで削ります。
最後にタッチペンで塗装して完成。私は錆び止めペイントを塗りました。
取り付け
感想
振動の角が取れた。波形で言うところの高域帯をカットしたような感じ。パワーバンドである6000〜も出し易い。4000前後にある極振動は相変わらず。制振効果はフロント側が高い。ハンドルへの振動が激減するので長距離運転に効果あり。ケツはブレる。 フレームの振動が抑えられることで各パーツ部品への保護が期待できる。
超個人的な感想を不快指数表にしてみました。
青:ビームなし、 赤:ビームあり
1.アイドリング、ドッドッドッ
2.心地よい街乗り感
3.まぁこんなもんでしょ(高速巡行)
4.ちょっとキツいが頑張れる
5.もう無理
ビーム無し時では4000以上には回したくなかったのですが、7000位までなら街中でも割と回せます。私の車体特性なのか4000手前(3800ぐらい)に変な無振区域があり巡行にいいです。4000を超えたあたりで一瞬ですが後部に共振のような震えがキます。その山を越えると割と引っ張れます。
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