AirPods
iPhone7より撤廃された3.5Φイヤホンジャック。防水性を高める為というのは逃げ口上。XperiaをはじめとするarrowsやAquosPhone等の日本産スマホではイヤホンジャックを備えつつ防水性を確保している。つまり、コスト削減&AirPodsを購入させたいが為の布石。
だがしかし、高価すぎる。LDACどころかaptXさえ備えていないBluetoothイヤホンなどブランドを加味したとしても2万円は高すぎないか?それでもアメリカでは1/4がAirPods(アメリカ国内シェア1位)というから驚きだ。
AirPodsもどき
わが国の近隣大陸ではいつものように「著作権?商標?なにそれおいしいの?」とばかりにパチもんが大量生産されております。
i7 TWS
とにかくAirPodsのアイデアだけをパクったような代物。イヤホンに大容量バッテリーを搭載した為、オリジナルよりかなり大きい。人によっては痛み、重みに違和感があるようだ。もちろんケースも大きい。イヤホン操作がタッチではなくボタン式。それでも格安であることとAirPodsの人気に肖ってとても売れた。(2019年8月価格 約500円)
i10 TWS
AirPods2に合わせて開発パクった代物。i7からの変更としてはボタンのタッチ化、ケースのワイヤレス充電(Qi)化、イヤホンの小型化、USBのC-TYPE化。が挙げられる。(2019年8月価格 約2000円)
i12 TWS
i7からi10へ小型化した為の弊害としてバッテリーもちが悪くなった。それを補う為にBluetoothチップを変更改良された。ケースのライトニングUSB充電を含めデザインがよりオリジナルAirPodsと酷似。あまりに似すぎて一部ではモザイクを掛けて売るほど。コストダウンの為Qiは非搭載。(2019年8月価格 約1000円)
AirPodsもどき派生亜種
メジャー品としては(パクリなのにメジャーというのもおかしいが)、i7→i10→i12というのが大筋のようです。この他にもi8、i9はたまたi100だのi200といった派生があるもよう。また、i7mini、i7MAXといったケース違いの亜種もある。
これらを比較しやすくリスト化しようとしました、が
無 理 で し た
イヤホンのバッテリー容量とか出力とか持続時間とか表記がもうムチャクチャでリスト化できません。スペック詳細には35mAhと記載しているのに参考写真には50mAhと書いてあったり。同じ商品でも販売者が違うとロット違い?工場違い?記載項目に統一性が無くこれはもうギャンブルだな、と諦めました。だいたいi7(iPhone7)という名前自体も怪しいですし、どうせ中身分かんねーから売ってしまえみたいな感じでしょうか。大陸の信用性の無さが分かります。
どうやら偽物が出回っているようです。「フェイクに気を付けろ」と書いてますがお前が言うな、ですよね。元々のi7TWSがパクリから始まっている為かメーカー公式HPはないし、そもそもメーカーがどこか分からない(Appleから訴えられないように?)ので各々が勝手にi7(に纏わるリーズ)を謳っているというのが現状のようです。多少デザインを変えるなりして小米バンド(シャオミバンド:Appleウォッチのパクリからはじまったがウォッチを更に軽量化&スポーツ特化させることで成功した希有な例)のようにオリジナリティを持たせればもっと堂々と売れるのにもったいない。
i12発注
発注したショップが良かったのか、たまたまタイミングが良かったのか分かりませんが1週間で届いたのは驚きました。(3週間前に発注したモバイルバッテリーはまだ届かない。)
ペアリング
AirPodsさながらのペアリング画面です。
iPhoneのBluetoothをOFFっていても近づけただけでポップアップしました。「完了」をタップするだけでペアリング終了です。
イヤホンのバッテリー残量は明示してくれるのですがケースバッテリーの残量が分かりません(常に残量80%固定)。本物であればケースを開けただけで残量表示してくれるのですがコチラはそこまで技術が追い付いていないようです。1000円だと割り切りましょう。
ファーストインプレッション
いいと思います。変なバリがあるわけでもないですし最初は線無しの違和感がありますがすぐ慣れます。耳穴のフィット感も「大きすぎる」ってことはないです。強いて言えば全プラスチックなので硬くて痛いという人はいるかもしれないですね。自分的には問題ないです。
音質もSBCとしては頑張っているんじゃないでしょうか。というかaptXやLDACと聴きくらべた訳ではないので、あくまで「個人的には優秀な音質」であると思います。プライムビデオとか見てても遅延は感じないです。
ケースの開け閉め&イヤホンの収納はマグネット式になっていてカシャっと収まる音が気持ちいいです。
音楽再生時間
ニセモノの本物なのか、ニセモノの偽物なのか分かりませんがとりあえずエイジング(意味あるのか?)を兼ねて再生し続けました。
右耳:125~135分
左耳:120~125分
個体差でしょうか、左耳の方が先に切れます。右耳の方が2~10分ほど長く聴けます。
充電時間
10分程で充電(ケース→イヤホン)完了です。びっくりです。
ツーリングやドライブ時には2時間ごとに休憩とってその間に充電、といった使い方で良さそうです。ただしヘルメットかぶるとイヤホン操作が全くできなくなるので操作はスマホから。
総評
この価格でここまで出来たかというコストパフォーマンス性で
★★★★☆ 4/5点
これ1000円だから高校生のおずかいでも買えちゃうね。
チャイナパワーおそるべし。
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